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KーPOPとか映画とかの話をするブログ 永遠のGFRIENDロス VIVIZ推します

歌割り変更とダンプラ動画とJuice=Juice


Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』(Promotion Edit)

 

Juice=Juice史上1番バズってると言っても過言ではない気がするこの曲『「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?』がリリースされて約5ヶ月が過ぎた。

 

自分の周りでもこの曲を聴いてくれた友人が何人も居たり、有線でも頻繁に流れているのを今でも耳にするほどだ。発売から数ヶ月たってもリリースイベントを行ったり、地上波テレビでのパフォーマンスが今の時代も価値あるものなのだと実感した。

この曲はJuice=Juiceの初代リーダー宮崎由加さんの卒業ソングである「25歳永遠説」と同時収録でリリースされた(ダブルAサイドシングルというのだと思うがハロプロにそれ以外のリリース方法は最近見かけない…)ので、当時は宮崎由加金澤朋子高木紗友希宮本佳林植村あかり段原瑠々稲場愛香のメンバー7人での歌唱だった。

この曲のバズりと宮崎由加さんの卒業後に加入した新メンバー工藤由愛、松永里愛の2人をアピールのためなのか、『「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?』は現メンバー8人でのnew vocal ver.として装いも新たにリリースされることの運びとなる。

 

だがしかしである、ここで表題の件だ。

「歌割り変更」である。

メンバーを入れ替える度に避けては通れぬこの「歌割り変更」はオタクにとっては慣れるしかないと思いつつも毎度複雑な思いを抱きながら新たな歌割りを確認する時間だ。

そしてそれはなんとなくだが、メンバーにとっても悲喜こもごもの場面なのではないだろうか。歌割りが増えるメンバー、減るメンバー、見せ場のパフォーマンスを新たに考える作業。歌って踊るだけで彼女たちは天才だと思っている私からしてみれば、立ち位置や歌割り変更さえもこなしまた新たな魅力をみせてくれるアイドルはやっぱり想像を超えて大天才の集まりだ。

 

そもそもJuice=Juiceをデビュー当時から見ていた私は、Juice=Juiceが流動的なグループになっていくことは全く予想せずに応援していた。メジャーデビュー前につかぽんが辞めてしまったが、ここから先はずっと5人で活動して、いつか℃-ute先輩のように5人で有終の美を飾るのではないかと漠然と思っていたのだ。

しかしここで梁川奈々美段原瑠々の投入。まさかのJuice=Juiceへ追加メンバーが加入する運び。新メンバー加入動画で当時のリーダーの宮崎由加さんは朗らかに優しく新メンバーを迎えている姿に愛情を感じ、心が暖かくなったが、心中は期待と不安でめちゃくちゃだった。

私はカントリーガールズでは稲場愛香さんのオタクだったが、稲場愛香さんは舞台「気絶するほど愛してる!」の活動時から体調を崩し、そのままカントリーガールズを辞めてしまった。そんななか、私が次にカントリーガールズで推したのは梁川奈々美さんだった。梁川奈々美さんは私の推しである宮本佳林さんを憧れの先輩として名前を挙げていて、可愛らしい見た目から繰り出されるハキハキとした物言いとももち先輩とのやり取りがとても魅力的だった。

段原瑠々さんは研修生の頃から応援していた、一際歌の上手い「我が軍の歌姫」である。以前は在宅ながらハロプロ研修生の発表会動画は大変楽しく見ていて、特に私が研修生を応援していた全盛期に推していたメンバーは室田瑞希(現アンジュルム)と稲場愛香(元カントリーガールズ、現Juice=Juice)と牧野真莉愛(現モーニング娘。'19)そして段原瑠々(現Juice=Juice)だったので、この中で最後まで研修生だった段原瑠々さんがどのグループでデビューするのかは私にとっても大きな意味があった。

そんな2人が入ったのだ、嬉しくないわけはないのだが、私はあまりにも5人のJuice=Juiceを愛していたので受け入れるふりをしながらも5人ではないJuice=Juiceへの違和感が大きかった。

後に現リーダーの金澤朋子さんが、5人のジュース好きだったから複雑だったと当時の心境を吐露した時は、自分も同じ気持ちを持っていたことが嬉しくもあり申し訳なくもあった。

そんな違和感がふっと吹っ切れたのは、7人体制での武道館ライブを見に行った時だ。ステージに立つ7人を見たら、その時までのもやもやした気持ちがするする消えていったのだ。5人以上の可能性と表現力と、楽しがそこにあった。もちろん5人のJuice=Juiceのことも一生大好きだ。たどり着いた武道館を絶対に忘れない。しかし、Juice=Juiceはどんどん「成長し続けて進化し続けていく最強のグループになる」という確信が生まれたライブだった。5人の時にリリースされて私がどうしても受け入れられなかった「地団駄ダンス」が7人のライブで聞いたら楽しくて笑顔になれた。アイドルはすごい、可能性の宝庫だ。

 

話が逸れてしまったが、歌割り、歌割り変更だ。歌唱力抜群の段原瑠々さんが既存の歌割りを貰うことも、梁川奈々美さんが入ったことによってバラエティに飛んだ個性がより強固になり初期メンバーの宮崎由加さんや植村あかりさんの歌割りも増えてバランスが良くなったこと、新メンバーの加入は歌割りの面では私にそんなに大きな問題をなさなかった。その後、稲場愛香さんの加入。これにも驚いたが私としては「あの」稲場愛香さんの帰ってくる場所はJuice=Juiceであったことは幸運でしかなかった。なんと言っても私はずっと稲場愛香さんのステージがまた見れることを心から望んでいたし、研修生の頃から、カントリーガールズの時も、最後に見た気絶するほど愛してる!での稲場愛香さんをずっと忘れられなかった。いつか帰ってきてくれるとも思っていた。

それが、最推しグループだったのだ、嬉しくないわけがない!!稲場愛香さんの歌割りや、新曲では宮本佳林さんとのツートップとして売り出されることにも私は特に問題なく受け入れていた。ちなみに余談だが私は稲場愛香さんが復帰したひなフェスから現場に行くと必ず宮本佳林さんと稲場愛香さんの日替わり写真を買っている。

 

そして、今回もまた歌割りが変わる。正直、ハロプロ研修生を見ることを辞めてしまっていたので入ってきた新メンバーのことは現時点では発表会でツートップの歌の上手い子という認識しかない。(由愛ちゃんはタコが好きなのは知っていて、そして私は由愛ちゃんが気になっている)既存の歌の歌割り変更なんてよくある話だ。仕方ない、そのうち慣れる。

そう思いながら何の気なしに新しい歌割りの動画を見る。リリックビデオとやらはアイドルがでてなくて興味が無いのでダンスリハーサル動画とやらがあがっていたので見てみよう。

やっぱりハロプロはダンス!そして歌!

やっとハロプロも韓国アイドルみたいにダンスプラクティス動画なんて出してくれたのか~ここからもっとバズるといいな~なんて。

 


Juice=Juice《ダンスリハーサル》「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? (New Vocal Ver.)

 

うん……これは……なぜ歌い出しと落ちサビまで変えた????????

っていうか、レッスンルーム狭すぎてかっこいい振り付けがぎゅうぎゅうで見えにくくてすごく損してるんだが??????

事務所!!!!!聞いてるかアッ〇フロントワー〇ス!!!!!もっと!!!広いところ借りてあげてお願いだから……!!!

そしてなぜ歌割りをこんなに大胆に変更した……?私は宮本佳林さんの歌い出しと段原瑠々さんの落ちサビと金澤朋子さんのラストがこの曲の狂おしいほど好きな部分のひとつでもあったのですが……???な、なぜ……???

 

腑に落ちなさすぎて動画を見てからnew vocal ver.が聞けてないです。宮本佳林さんのソロコンで1人で歌った『「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?』が最後の宮本佳林さんの歌い出しを聞けたコンサートだったのだろうか…あまりにも切ない。

いつか宮本佳林さんは写真集で歌い出しを任されることの意味を話していた。私はデビュー初期からの宮本佳林さんのファンなので、歌割り変更によって歌い出しが変わるということ、どんな気持ちなんだろうと思ってしまって(もちろん与えられた場所で輝くために頑張る子達しかいないのはわかっています!)悲しくなってしまった。

るるちゃんの歌い出しは最高だし、まなかんの落ちサビも最高だし、あーりーのラストも最高だ、3人のことも勿論だいすきなんですけど、前の歌割りじゃダメだったのですかね…って気持ちでいっぱいになってしまう。

 

だがしかし、私はまだこの8人のパフォーマンスを生で見ていないのだ。12月4日、Juice=Juice初の代々木第一体育館での単独ライブでこの曲は必ず披露される。

その時私はどんな感情になるのだろう、不安と期待を胸に抱きながら、新生Juice=Juiceの晴れの日はもうすぐそこまで来ている。

 

私の手のひらを返させてくれ!Juice=Juice!

ライブが終わったあとめちゃくちゃ『「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?』のnew vocal ver.ヘビロテしている私がそこにはいるかもしれない。