スクランブル

KーPOPとか映画とかの話をするブログ 永遠のGFRIENDロス VIVIZ推します

拝啓、プエクで出会った推しへ

produceシリーズの不正疑惑が話題になっていますね。

わたしはproduce X 101だけ完走できたんですが、切実にデビューして欲しい推しがいました。
他にも応援したい子達は何人かいたけど、1人ここでチャンスをどうしても掴んで欲しい、彼はわたしの最推しでした。
多分推しは最初はデビュー候補には居たのではないかな、と思います。
でも結構悲しいくらい本国では人気が出なかったです。
多分筋書きでは人気が出たら入れてやるかくらいの枠には居たかもしれないなんて思うんです。
まぁこれは全部オタクの勝手な妄想ですけど。

produceシリーズでは国プたちが自分の推しがデビューするために自分の推しより順位の高い子達のヘイトを流すのを彼を応援していく過程で知りました。
自分の推しの方がイケメン、彼はデビューしないほうがいい、そんな意見を推しが見るかもしれないインターネットに垂れ流す国プたちを見た時に思いました。
推しはここでデビューするべきでは無いかもしれない。
もしデビューしてこれよりひどいバッシングに合う推しを見たくないし、これ以上推しに辛い思いをして欲しくなかった。
過酷な合宿と、陰湿なネットの声。彼は番組でも見るからに落ち込んでいる場面が映されたりして、推しの心労が気が気ではなかったです。
しかし、番組で取り上げられるのは人気メンバーに対するネットの声。正直、私の推しに向けられてるものと比べたら、こんなことで?って思ってしまったりして、どうしようもなく申し訳なくなりました。
そしてproduceシリーズは全部「シナリオ」があるってことにデビュー組が決まる時わかりました。これは予め決められていたものだと。
そして結局それを娯楽として享受するのがこちら側の人間なのだと。
ただそれは、投票出来ない非国プだからこそ思ったことなのかもしれません。
情熱的な国プたちが、こうやって事を大きくすること自体もなんとなく想像の範囲内でしたし、最悪の結末まで考えました。
わたしはアイドル文化に対しても物事の全てに対してある程度「諦め」みたいなものを勝手に自分を納得させてつけられてしまいます。
推しがデビューしなくても、いつかデビュー出来れば、また推しと会えればいいかな。この道だけが全てではないから、推しが幸せになってくれればそれでいいな。

結局、今回のことで誰が幸せになったんでしょう?
せっかくデビューできたメンバーだって、こんな形で話題になって、活動も制限されるでしょうし、彼らだって頑張ってきたのを国プは見てきたはずです。
あの番組で頑張ってない子なんて、いなかったと思います。みんな、それぞれ見えないところで苦労をしているはずだと。そう考えるのは都合が良すぎますか?わたしは、わたしが彼らの立場だったらきっとproduceに出ていた期間は不安で押し潰されそうな日々だったと思います。
デビューできたメンバーの可能性、これからproduceシリーズで名前を売ることができたかもしれない、デビュー出来たかもしれない数多のアイドルの卵たちの可能性、全て潰して残ったものって一体なんなんでしょう?
告訴した人達の正義感だけは満たされたんでしょうか。大勢を犠牲にして。

100%視聴者やファンがアイドルを選ぶことなんて、いつだって不可能で、だからこそわたしはアイドルが好きのかもしれないと、なんとなく思いました。
わたしはアイドルを作りたいわけではなくて、作られたアイドルの物語を見たいのかもしれない。

推しへ、わたしはあなたを1回だってpickしてあげられなかった非国プだったけど、一目見たときからずっと貴方のファンです。
色々なことがあるけどただ貴方が幸せであればいいな、それだけが私の願いです。