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BTSのオンラインコンサートを見た

バンタンのオンラインコンサート「BANG BANG CON The Live」を見た感想。

先日行われたBTSのオンラインコンサート(コンサートというよりはこの時期例年行われているFESTA関連行事なのでファンミーティングとコンサートの中間みたいな感じかなとも思うが)わたしはグローバルFCに加入しているのでチケットは通常より1000円ほど安く購入して約3000円ほど。時間はアンコール含めて1時間45分くらいのボリューム。間にスポンサーのCMあり(もちろんBTSがイメージキャラクターを務めている企業のみ、FILAやチルソンサイダー、レモナ、SYSTEM、コンサート中にはコラボしているサムスンのGalaxyでの自撮り映像なども組み込まれていて、スポンサーついていますよ度は高い)また今回のライブからアメリカのライブストリーミング企業と提携しているらしく、わたしの環境(WiFi光回線)では目立った遅延も見られず比較的スムーズに見えた。(所々画質が落ちたり、画面が止まる時もあるが止まった後の回復がものすごく早い、ストレスを感じないレベルだったので安心して見れた。個人的にはVライブやYouTubeのライブと比べて安定している気がした)

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チケット代に対しての満足度はファン目線だからとは思うが個人的には高い。ワールドツアーの日程が再度組み直しになり、現状コンサートにもいけない今このような機会で生配信ライブを楽しめるのはありがたい仕組みだと素直に思った。正直、BTSクラスだとコンサートがあってもチケットが手に入る確率も低くなってくるし、世界中にいるファンがチケットを買いインターネット回線を有していれば全員が最前列でコンサートを見れる比較的ハードルの低い「平等」な条件があるオンラインコンサートは悪くないと思う。今回はマルチアングルカメラで画面が6つから選択できて、①メインカメラ(他5台の映像を組み合わせ+ここだけ俯瞰の映像が使われていたと思う)②パートを歌っている人を写すカメラ(通常歌番組でもアップになるのはやはりそのパートを歌っている人が歌っているときに映されるのでいつものカメラ)③歌っていない人がアップで写るカメラ(これが結構面白かった!実際のライブでも歌っていないときに推しを見たりするけど、このカメラにメンバーが抜かれた時はいつもテレビでは見れないものが見れている感じがして1番ライブを感じた)④全身を写したもの(基本画面一杯に全員の全身を入れていたと思うけど左右にスライドして撮影されたりするのが面白かった)⑤引きで全員を写したもの(ダンスのフォーメーションなどを楽しみたい人には面白いのかなと思う、ダンスに詳しくないのであまり見なかったカメラ)⑥斜めから全員を写しているカメラ(謎だった)ユニット曲などになると少人数なので1人1人を固定で追うファンカムみたいなカメラに切り替わったりもしたが、自分でカメラを選んで楽しめるのもなかなか面白かった。また、ステージのセットも配信だからこその通常のライブでは難しいほど種類が多かったし、衣装換えも多かったのでいろいろな姿のメンバーを見れたのもお得感があり楽しかった。

個人的には今回のオンラインコンサート、基本的に現場が苦手なわたしはかなり楽しめたし晩酌しながら推しを見て感無量になるなどしたのだが(美味しいお酒を飲みながら推しのライブを見るのがめちゃくちゃ楽しいと思うタイプの人間なので)今後焦点になってくるのはやっぱり本人たち、アーティスト側のモチベーションの問題なんだろうなというのをひしひしと感じた。いつものように光るペンライトの海も見えず、掛け声も聞こえず、歓声もなくステージでパフォーマンスするということは人に見られることが仕事であるアイドルなどにとっては結構厳しいものがあるだろうなと思った。それでも彼らはいつもと同じく素敵なパフォーマンスをしてくれたが果たしてこれが今後も続いていくとなると、どうにかしてファンが見ていることが演者にもわかるような、こちらの画面越しの応援がステージに届けられるようなシステムの開発が急がれるのかな、と。コンサートをやったとしてもきっと満席までに人を入れられず、チケットはより抽選確率が低くなり、現場へ行っても声も出せず、となると色々演者も観客も辛いものがある。コロナと共存していく新しい時代でアイドル業界は今後どんな形で生き延びていくのか、そしてファンはどんなふうに応援をしてくのか、そんな課題が見えたオンラインコンサートだった。